咬み合わせ 顎関節症
Occlusion and temporomandibular disorder
「アゴが痛い」「口が開けづらい・開かない」
「頭痛・肩こりがひどい」「咬みにくい」
このような症状が見られましたら
顎関節症や咬み合わせに問題がある可能性大です!
顎関節症とは
顎関節症は「咬み合わせの悪さ」・「生活習慣」・「ストレス」・「姿勢の悪さ」など様々な要因により、顎を中心として関節や筋肉などが不調和を起こして生じます。(これらいくつかの要因が合わさっているケースが非常に多いです。)顎関節症を治すには、まず思い当たる部分から解決していく必要があります。
治療の流れ
1. 問診
2. レントゲン撮影、歯周検査、口腔内写真
3. 咬み合わせ、顎関節部診査、顎機能検査、歯型模型作製
4. 診断結果・治療法説明
治療法
咬み合わせの調整
すり合わせた時に引っかかりのあるところを調整します。
スプリント療法
マウスピースをはめて顎の負担を軽減します。
被せ物の治療
咬み合わせ調整だけでは対応できない場合、被せ直しの必要があります。
矯正治療
全体的な咬み合わせのバランスが悪い時には、お勧めします。
「歯列接触癖(TCH)」治療
歯列接触癖とは、口を閉じているときに、無意識に上下の歯を軽く持続的に接触させる癖のことを言います。パソコン作業など何かに集中しているときや、ストレスを感じている時に起こりやすくなります。
くいしばりや歯ぎしりのような強い力ではなく、上下の歯が軽く触れるだけですが、それが1日何時間にも及ぶことで顎関節や咀しゃく筋に大きな負担がかかり、顎関節症が起こりやすいと言われます。また、歯の痛みや歯周病、肩こりなどを招くこともあります。
以上のような方への治療です。
小児歯科
Pediatric Dentistry
健全なお口があるからこそ、お子さんは健康に発育します。
そして、健康な乳歯がもたらすもの。
将来の白くて美しい健康な永久歯、健康な心体。
親からお子さんに最高のプレゼントをしませんか?
「大人の歯が生えてくるから、子供の歯はむし歯になっても大丈夫?」これは大きな間違いです!!
乳歯には非常に大きな2つの役割が与えられています。
乳歯の大切な役割
1つは、次に生えてくる永久歯を適切な位置へ誘導する役割。
生え換わる時期に乳歯がすでに虫歯でダメになっていた場合、永久歯を適切な位置へ誘導が出来なくなったり、永久歯自体が生えてこなくなる場合もあります。また、乳歯の虫歯菌が大人の歯に感染し、生えてきた大人の歯がすぐにむし歯や形成不全になってしまう場合もあります。
2つめは、乳歯は永久歯が生えてくるスペースを確保する役割。
むし歯で乳歯を抜いてしまった場合、その隙間を埋めるように、両隣の歯が寄ってきます。そうなると、永久歯が顔を出すスペースがなくなり、正しい方向に生えることができず、噛み合わせが悪くなる原因となります。
また、みなさんから「むし歯は遺伝ですか?」とよく質問を受けますが、むし歯というのは遺伝ではありません。感染症であり、生活習慣病なのです。一生健康な「お口」でいるためにはできるだけ早い時期に予防習慣を作ることが重要となってきます。
安心して治療していただくための当院の特徴
まずは歯医者の雰囲気になれてもらう
お子さんにとって、歯医者さんは「怖い!痛い!行きたくない!」そんな場所になっていないでしょうか?子どもの頃に歯医者さんに通うのがイヤになると、大人になっても歯科医院は通いづらく感じてしまいます。
当院ではそんなお子様の気持ちに寄り添って、いきなり治療に入るのではなく、まずは診療器具や歯医者さんに慣れてもらうところから始めます。
お子さんが楽しく歯医者さんに通院できるよう、設備と診療において様々な工夫を行っております。
楽しみがいっぱい!キッズスペース&ご褒美
当院ではお子様にリラックス、そして楽しい場所と思って頂けるようキッズスペースを完備しております。キッズスペースで思う存分遊んでいただくことで、治療前の不安を取り除くことができます。
また、治療を頑張ったお子様には嬉しいプレゼントもご用意しております。来院される際の動機付けやプレゼントをコレクションするなどして頂ければ楽しいこと間違いなし!
マタニティ歯科という考え
*生まれてくるお子さんのための”マイナス1歳”からのむし歯予防*
ご存知ですか?生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはむし歯菌はいません!赤ちゃんと接する大人、特に一番身近で接するお母さんから、お子さんにむし歯を移してしまうケースが最も多いと言われます。
実際、お母さんにむし歯がある子どもと無い子どもを比べると、明らかにお母さんにむし歯がある子どもの方が、むし歯になる確率が高いと言われます。
お子さんに悪いむし歯菌を移してしまわないように、妊娠中からしっかりとした治療と予防に努めましょう。
また、最近の研究では妊婦さんの歯周病が、早産、流産、低体重児のリスクを増大することがわかってきました。
よくある質問
Q 妊娠中の歯科治療はどのタイミングが良いですか?
妊娠中の治療は安定期がベストです。胎児や母体への影響を考慮すると、比較的安定しているこの時期での受診をお勧めします。通常の歯科治療や投薬も問題ありません。
妊娠初期では、緊急の場合は応急処置を行いますが、基本的には診査や計画、ブラッシング指導にとどめます。妊娠後期では、横になるのも大変ですし、早産などの危険を避けるためにも応急的な処置を行う程度です。治療が必要な際は出産後に再開します。
Q レントゲン撮影で赤ちゃんに影響は無いのですか?
歯科のレントゲン撮影はお口を焦点に行います。被ばく線量も少なく、お腹から離れているので、お母さんのお身体や赤ちゃんへの影響は少ないと考えられています。
また、撮影時には必ずX線を遮断する防護用エプロンを着けていただくため、お腹の赤ちゃんへの影響はほとんどありません。
Q 薬や麻酔の影響は大丈夫ですか?
基本的に妊娠中は出来るだけお薬を控えるようにしますが、妊娠の時期、状態、体質等に合わせ、一番安全だと思われる薬を選んで処方しています。また、歯科で行う麻酔は部分的で少量のため、薬や麻酔によるお身体や母乳への影響はほとんど心配ありません。
中でどうしても心配な方は、麻酔や服用の後は5時間ほどあけてから授乳することをお勧めします。